永久歯に生え変わってからでは、全ての歯にギラギラした装置をつけるいわゆる「本格矯正」になりますが、 この治療法であれば小児(6才~10才)の骨の軟らかい時期に使うことで、非常に大きな効果が期待できます.
固定式の装置は、違和感や痛みが強いですが、マウスピース式は、取り外しもでき違和感や痛みがほとんどありません。 装置時間は就寝時と家にいる時のみで十分です。また、食事の時に装置をはずせるので、むし歯の心配がありません。
「プレオルソ」は、ギラギラした固定式の装置を用いて治療を行う本格矯正とは異なり必要十分で実用的な80点の「咬み合わせ」と「歯並び」を目指しています。
この治療法の為に開発した新素材のマウスピースを使用するので、個々の口腔内への調整がしやすく、治療効率が良いためです。
「プレオルソ」は「咬み合わせ」と「歯並び」を改善すると同時に機能的な側面「口呼吸から鼻呼吸へ」が非常に重要と考えています。
マウスピースを使うこの治療法は子どもの成長発育にとても大切です。
家に帰ってから起きている間に「1時間」と「寝る時」に使います。学校にもっていく必要はありません。
出っ歯(でっぱ)は、反っ歯(そっぱ)とも言い、上顎の前歯の先端部、あるいは上顎の前歯全体が突出している状態です。
歯科医療では上顎前突症の症例の一つと見るが、形質人類学では歯槽の前傾・前突による個人差を示す形質とし、
病的なものとしません。
でこぼこな歯並びは、実際、食べ物をよくかめないばかりでなく、歯磨きを上手にできないため虫歯や歯周病になりやすく、
口臭も強くなったりします。また、成長期の子供ではかみ合わせが左右にずれたままでいると、だんだんと骨格的なあごのズレに
なってしまうこともあります。その他、顎関節に負担がかるため顎関節症になったりもします。
受け口というのはかみ合わせ(咬合)が正常な状態と逆(反対)になっている状態を指します。
受け口(反対咬合)の原因が歯にある場合は、一般的に歯の矯正で治療する事が可能です。
こどもが一番嫌がる堅いレジン(プラスチックの様なもの)でなく、シリコン由来の柔らかい素材でできており、
装着感が非常に良いので装置を嫌がらずに使うことができます。
こどもにとって歯形を取る(粘土みたいなものをお口の中に入れる)ことは非常に高いハードルです。
プレオルソのために開発したこの装置は既製品ですので歯型を取る必要がありません。
従来の矯正装置は調整が非常に煩雑で嫌な臭いがしましたが、この装置は、熱可塑性(熱を加えることで自由に調整できる)
の素材でできており、お湯を使った簡単な調整をすることにより顎を広げたり、個々の口腔内に合わせることができます。
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